今月の7日、2リーグ制となった1950年以降最速となる優勝を決めた阪神タイガース。その優勝と共に話題となりリバイバルヒットとなっている曲がある。ロックバンドLINDBERGが1996年に発売した「every little thing every precious thing」だ。
■LINDBERG「every little thing every precious thing」(1996年7月1日発売)*8cm
この曲は、就任一年目でタイガースを優勝に導いた藤川球児監督が、現役時代の登場曲として使用していた楽曲で、甲子園での最終回にストッパーとしてマウンドに上がる藤川投手を球場全体で大合唱し背中を押してきた、タイガースファンならおなじみの一曲。
その優勝を決めた試合で、最終回のマウンドに上がるストッパーの岩崎優投手が、自身の登場曲ではなく藤川監督が現役時代に使用していた同曲を流すという「粋な演出?!」をしたことが大きな反響となり、様々なSNSや配信サイトでの再生数が急上昇し、阪神優勝以降1300万再生を超えるリバイバルヒットとなっている。
■2020年11月10日に行われた藤川球児投手の引退試合で渡瀬マキから花束が贈られた
さて、阪神ファンだけでなく野球ファンにもおなじみとなったこのLINDBERGの「every little thing every precious thing」という曲は、今から34年前となる1991年に東京で開催された世界陸上男子400m決勝に、短距離種目として日本人初の決勝に進出し7位に入賞した高野進選手に対して「私が金メダルをかけてあげたい」という言葉をかけた妻とのエピソードに触れたボーカルの渡瀬マキが感銘を受けたことから楽曲が生まれた。(当時のCDジャケットは陸上選手がモチーフ)
■LINDBERG「every little thing every precious thing」Music Video
いみじくも、阪神の優勝からクローズアップされたこの曲が現在話題となっているが、その曲は34年前に東京で開催された世界陸上での高野選手の活躍がきっかけで生まれ、さらにその34年前の高野進選手以来となる男子400m決勝に中島佑気ジョセフ選手が進出し、18日の今夜、国立競技場にてメダルを賭けた勝負に挑む。
中島選手がこの曲を知っているかはさておき、34年前の高野選手以来の400m決勝進出というニュースに触れ、今話題となっているLINDBERGの「every little thing every precious thing」という曲が「阪神優勝」と、「世界陸上」の同タイミングでクローズアップされていることに不思議な縁を感じる。
■1989年のデビュー以来、現在も精力的にライブを行っているLINDBERG
振り返るとLINDBERGは、「今すぐKiss Me」、「BELEVE IN LOVE」をはじめ、「胸さわぎのAfter School」、「GAMBAらなくちゃね」といった、恋愛やスポーツ、勉強といった様々な場面で「頑張る人」の背中を押す楽曲を手掛けている。1992年のバルセロナオリンピックに出場した谷亮子(当時は田村亮子)さんや、競泳の萩野公介選手が競技前にLINDBERGの曲を聞いていたり、巨人やメジャーで活躍した”雑草魂”の上原浩治投手もLINDBERGファンを公言するなど、多くのアスリートの人たちの気持ちを高め勇気を与えてきた。
90年代のLINDBERGを知らない若い世代の人たちにも、今もなお時代を超えて多くの「頑張る人」の背中を押すLINDBERGの楽曲と、誰もがポジティブになる渡瀬マキの歌声の数々に触れて欲しい。
■プレイリスト
すべての頑張る人に贈るプレイリスト
「LINDBERG SUPPORTERS‘S SONGS」
■商品情報
2014年にデビュー25周年を記念して発売された映像作品集の受注再生産決定!
『LINDBERG FLIGHT シリーズ パーフェクト DVD BOX』
TEBS-14081/¥15,400円(税込)
商品形態:DVD(7枚組)
予約期間: 2025年9月6日(土)20:30 ~ 9月30日(火)23:59(仮)
予約: https://teichiku-shop.com/products/detail/TES0002MA2
お届け時期:2025年10月下旬(予定)
【予約特典】
・ロゴ入り エコバッグ(ポーチ付き)
上記期間内のご予約1点につき、特典としてエコバッグを1個プレゼントいたします。
■テイチクエンタテインメント
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