「千の風になって」の大ヒットで知られるテノール歌手・秋川雅史が17日、初の個展「秋川雅史 木彫展」(19日まで)を東京・銀座「靖山画廊」にてスタートさせた。
■秋川雅史
地元愛媛県の西条祭りに毎年参加している秋川は、幼少期より祭りの「だんじり」に装飾されている木彫刻を目にしてきたことで、「いつかは自分でもこんな彫刻を彫ってみたい」と思うようになり、43歳の時に彫刻を始めた。
当初は趣味で始めた木彫刻だったが、53歳となった昨年「木彫楠公像(楠木正成像)」が初の「二科展」入選を果たしていたが、今年の「二科展」においてもダイナミックな作品となった「木彫龍図」が入選を果たすなど、専門家も認める腕前となっている。
■昨年の「二科展」入選作品『木彫楠公像』
今回初の個展開催に対し秋川は「昨年芸能人として初の二科展彫刻部門で入選をしてから、今年2回目の入選ができるかどうかは、今後彫刻家として活動していくにおいて重要な分岐点でもありましたが、この度2年連続で入選をいたしました。今後は歌手と彫刻家の『二刀流』でどちらもとことん追求していきたいと思います」と意気込みを語った。
■今年2023年の「二科展」入選作品『木彫龍図』
■秋川雅史 木彫展
会期:2022年9月17日(土)〜9月19日(月・祝)
時間:11:00〜17:00 ※入場無料
会場:靖山画廊 東京都中央区銀座 5-14-16 銀座アビタシオン 1F
主催:靖山画廊 企画制作:ケイダッシュステージ 協力:タップス
■2022年 第106回記念「二科展」
会期:2022年9月7日(水)〜9月19日(月・祝) ※13日は休館日
時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで) 最終日は14:00終了(入場は13:00まで)
会場:国立新美術館
主催:公益社団法人 二科会
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