来夏公開予定の映画「いまダンスをするのは誰だ?」にて、自身と同じパーキンソン病となる主人公を演じる
人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」のテーマソング「1/6の夢旅人2002」や、「第51回 日本レコード大賞」優秀作品賞(2009年)を受賞した「手紙~親愛なる子供たちへ~」で知られるシンガーソングライターの樋口了一が、2023年夏に公開予定の映画「いまダンスをするのは誰だ?」(古新 舜監督)の初主演を務めることが決定した。
■樋口了一
この映画「いまダンスをするのは誰だ?」は、仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公がある日、若年性パーキンソン病と診断されたことで出会った人たちや、「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリー。
■ある日若年性パーキンソン病と診断される主人公を演じる樋口了一
樋口自身も、「第51回 日本レコード大賞」優秀作品賞を受賞した2009年頃からギターが弾きにくくなり、声が出しづらいといった体の不調を感じ始め、その原因がパーキンソン病だと診断されているが、現在も定期的にライブを行うなど、故郷の熊本を拠点にパーキンソン病と闘いながら音楽活動を続けている。
今回、自身初となる映画主演を務める樋口了一は、「実は映画主題歌のお話を先に頂いていたのですが、主演の話を聞いた時は正直驚きました。歌のオファーであればいくらでも応えられるのですが、映画の出来を左右する主演というのは、嬉しくもあり、無理だろうという思いもありました」と語り、自身の病気と重なる役どころについては、「映画で描かれる姿と自分の症状は一緒ではないので、その病気の役を演じるということは逆に難しいと思いました。たぶん撮影の中で僕自身の病気の症状も出るかもしれませんが、当事者だからわかることが伝えられたらと思います」と意欲を語った。
■撮影風景(2022年7月29日よりクランクイン)
また、樋口を役者として主演に起用した監督の古新 舜(こにいしゅん)氏は、「パーキンソン病という難病と向き合いながら歌手活動をされている樋口さんの存在は予々気にかかっておりました。自分の運命を受け容れ、難病を勇気をもって自己開示し、音楽活動を果敢に挑戦し続けているお姿が、この映画のメッセージととてもシンクロしていることを感じ取りました。ユーモラスさと燃え上がる情熱、誰しもを包み込む包容力、この三位一体の人間性を持つ樋口さんに魅了され、自信をもってオファーさせていただきました」と、主演起用への理由を語った。
■古新 舜監督(左)/樋口了一(右)
尚、映画と同名となる主題歌「いまダンスをするのは誰だ?」に関しても樋口了一が歌うことが決定。映画公開に先駆け、9月7日よりデジタル配信にてリリースされる。
■映画「いまダンスをするのは誰だ?」
・監督・脚本:古新 舜
・主演:樋口了一
・主題歌:「いまダンスをするのは誰だ?」樋口了一(2022年9月7日より配信開始)
・2023年夏劇場公開予定
©2022いまダンフィルムパートナーズ
映画「いまダン」ホームページ
■樋口了一作品 各デジタル配信サービスにて配信中
「手紙~親愛なる子供たちへ~」をはじめ、村上ゆきとのユニット「エンドレスライス」など、テイチクにてリリースされたすべての作品がサブスクにて配信中
<樋口了一・プロフィール>
■樋口了一(ひぐちりょういち)
1964年2月2日生まれ 熊本県出身1993年「いまでも」でデビュー。
人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」のテーマソング「1/6の夢旅人2002」や、「第42回 日本有線大賞」有線音楽優秀賞(2009年)、「第51回 日本レコード大賞」優秀作品賞(2009年)を受賞した「手紙~親愛なる子供たちへ~」(2008年発売)を手掛ける。
また、石川さゆりをはじめ、SMAP、TOKIO、関ジャニ∞などにも楽曲提供を行う。
2012年自身がパーキンソン病であることを公表。現在は故郷の熊本を拠点に難病と闘いながら音楽活動を続けるシンガーソングライター。
樋口了一・オフィシャルサイト
■テイチクエンタテインメント
https://www.teichiku.co.jp/artist/higuchi/
#おとなのおと #樋口了一
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