【インタビュー】「リスタートという気持ちで」男女混声コーラスグループのフォレスタが結成20年 #フォレスタ

BS日テレ「BS日本・こころの歌」に出演中のコーラスグループ・フォレスタが、今年で結成20年目を迎えた。


■フォレスタ



総勢12名による男女混声コーラスグループのフォレスタは、メンバー全員が音楽大学を卒業し、クラシックの声楽による発声と歌唱法で、童謡唱歌をはじめ、叙情歌、歌謡曲、洋楽、オールディーズ、そしてオペラと、ジャンルや世代を超えた幅広い楽曲で全国各地のファンを魅了してきたが、コロナ禍となった2年前に状況が一変。年間100公演以上のステージを行うなど、まさにコンサートがスケジュールの大半だったが、コロナ禍となり公演の延期や中止が相次いだ。


「ただいま」、「おかえり」というやり取りで始まる彼らのコンサートを全国のファンが待ち望んでいる中、今月の13日から全国でのコンサートを再開していく。結成20年という節目を迎え「リスタートです」と語るフォレスタのリーダー大野隆に、いよいよ本格再開となるコンサートへの意気込みを聞いた。





●コロナ禍となってからコンサートの延期や中止が相次ぎました。改めて当時を振り返るとどのような状況だったのでしょうか?


「コロナ禍となった当時を振り返ると、こういった状況は長くは続かないだろうと思っていました。その後、気がついたら全部が中止や延期になり1か月ぐらいは途方に暮れていましたが、今できることは何だろうとメンバーで話し、家からリモートで収録した歌をYouTubeやSNSに上げていました」





●そういった活動を通じてファンの方ともコミュケーションを取られていたと思いますが、その後実際にコンサートでファンの皆様の前に立たれたのはいつ頃でしょうか?


「1年近くステージには立っていませんでした。いわゆる緊急事態宣言が明けてからでしたね」



●お客様もフォレスタのステージを待っていらっしゃったと思いますが、久しぶりにステージ立たれた際のお客様の反応は覚えていますか?


「まだ外出を控える方も多く会場にはお客様も少なかったのですが、1曲目を歌い終えた後、声を出せない中で頂いた空席を埋めるような鳴りやまない拍手は嬉しかったですね」





●何か込み上げるものはありましたか?


「正直、うるっと来ましたね。メンバーも何人か泣いていました」



●その後、以前の様に全国を回るコンサート活動は再開されたのですか?


「今年の前半は、まだまん延防止対策中ということもあったので、ようやく今月から本格的にツアーを再開していきます。幸い中止ではなく延期ということになっていましたのでその振替公演になります」



●1年をかけて全国各地を回るフォレスタのコンサートは、各地で「ただいま」「おかえり」というやり取りで始まります。コンサートの再開を心待ちにしているファンの方々も全国に多いと思います。是非ファンの皆様へメッセージをお願いします。


「この期間、我々だけでなく多くの方が大変な思いをされていると思います。休んでいた間も稽古だけはしっかりと積んできました。今年からプログラムも変わり、こういった時代だからこそ伝えたい曲も入れていますので、少しでも皆様の心が潤ってくれたらと思います」





●フォレスタのコンサートでは「ご当地ソング」を必ず各地でプログラムに入れていますが、今回も各地で歌う予定ですか?


「フォレスタのコンサートでは『ご当地ソング』が定番となっています。滋賀に行った際には『琵琶湖周航の歌』を歌いますし、京都では『女ひとり』を歌っています。また、テレビでのフォレスタは直立不動で歌っているイメージだと思いますが、コンサートではデュエットもやりますし動き回ったりもしています(笑)。男声パート、女声パート、混声、さらにはピアノの連弾。『名曲はジャンルの垣根を超える』という思いで歌っていますので、童謡唱歌、叙情歌、ポップス、オールディーズ、カンツォーネ、そしてオペラと、お越しいただいた各世代のお客様に合う『こころの歌』があると思います」



●フォレスタといえば、コンサートの忘れものに「杖」が多いというエピソードもあります。


「くれぐれも忘れ物にはお気を付けいただければと思いますが、コンサートが終わった時、舞台上からお客様の活き活きとした表情を見ていると、私たちも力を貰いますし歌っていくことのモチベーションにも繋がっています」



●フォレスタは今年で結成20年ということですが?


「振り返れば20年は早かったという印象です。結成当時はスタッフさんの方が多いというような状況で、年2、3回の公演からのスタートでした。年間100公演を行ってきたこともありましたが、このコロナ禍で公演数やお客様が減っても、こうやってフォレスタを続けられていることが本当に奇跡だと思っています」





●全国各地でコンサートを行うことがフォレスタの日常でした。コロナの影響を受けたこの2年間を受けて迎えた結成20年。何か特別な思いはございますか?


「こういう時こそ音楽の意義というものが大きいと思っています。改めて原点に返るという思いもありますし、リスタートという気持ちで頑張っていきますので、これからも応援のほど宜しくお願いします。そして、コンサートでお会いできる日を楽しみにしております」




■フォレスタコンサート~おかげさまで20年~

5月13日(金) 大阪・NHK大阪ホール

5月14日(土) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール

5月15日(日) 京都・京都府中丹文化会館

5月28日(土) 東京・東京文化会館

5月29日(日) 埼玉・RaiBoC Hall 大ホール

8月21日(日) 新潟・長岡市立劇場

8月27日(土) 和歌山・和歌山県民文化会館 大ホール

8月28日(日) 兵庫・淡路市立しづかホール

8月29日(月) 京都・ロームシアター京都 メインホール

9月21日(水) 福岡・福岡市民会館 大ホール

9月24日(土) 長野・ホクト文化ホール 大ホール

9月27日(火) 北海道・札幌コンサートホール Kitara 大ホール

10月7日(金) 千葉・習志野文化ホール

10月26日(水) 大分・iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ

10月27日(木) 熊本・シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館) 

10月28日(金) 鹿児島・宝山ホール(鹿児島県文化センター)



■国連の難民援助活動支援 フォレスタチャリティコンサート 

10月16日(日) 東京・銀座ブロッサム 中央会館



■各地の詳しいコンサート情報はこちら

https://foresta-music.net/



■テイチクエンタテインメント・フォレスタの商品情報はこちら

https://www.teichiku.co.jp/artist/foresta/


#おとなのおと #フォレスタ

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